放射冷却素材SPACECOOLを豚舎に施工、生産性改善効果を確認

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施工部分と未施工部分の屋根温度比較(出所:SPACECOOL)
施工部分と未施工部分の屋根温度比較(出所:SPACECOOL)

SPACECOOL(東京都港区)は2月26日、イクナム研設(愛知県豊橋市)と共同で、豚舎屋根に放射冷却素材「SPACECOOL」を施工し省エネ効果を検証する実験を実施したと明かした。屋根からの太陽光エネルギーの入射量を低減させることで、豚のヒートストレスを軽減。出荷日齢は25日間短縮した。

「SPACECOOL」活用により、表面温度が大幅に低下

同社が開発した「SPACECOOL」は、太陽光と大気からの直射熱をブロックし熱の吸収を抑えるとともに、放射冷却の原理により宇宙に熱を逃がすことで、施工箇所の温度を外気温よりも低下させる。これまでも、都営バスの車両・停留所やネッツトヨタ埼玉などで実証を行い、その効果を実証してきた。

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