竹中工務店、作業所に再エネ電力導入 2月以降着工の現場で

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作業所に掲げる看板(出所:竹中工務店)
作業所に掲げる看板(出所:竹中工務店)

竹中工務店(大阪市中央区)は、2月1日以降に着工する全ての作業所に、原則として再生可能エネルギー由来の電力を採用する。改修工事などで顧客から電力を支給される場合などを除き、再エネ由来電力の利用を推進し、2030年に作業所から排出されるCO2排出量の20%削減(2019年比)を目指す。

同社の作業所から排出されるCO2のうち、タワークレーンや場内照明、仮設事務所などに使う電力由来のスコープ2は約25%に相当する。再エネ由来電力への転換でこれを削減する。また、作業所の排出量の約75%を占める、重機などの稼働に使う軽油由来のスコープ1についても対策を進める。バイオマス燃料や水素燃料などを採用しCO2排出量を削減できるよう、モデル作業所などで実証実験を行う。

CO2排出モニタリングシステムなども導入

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