クボタ、ごみ焼却灰から有価金属を効率回収 新開発のメタル分離機で実証

  • 印刷
  • 共有
クボタが開発したメタル分離機(出所:クボタ)
クボタが開発したメタル分離機(出所:クボタ)

クボタ(大阪府大阪市)は7月14日、ごみの焼却灰から金や銅などの有価金属を効率的に回収する「メタル分離機」を開発し、実証実験で成果を確認したと発表した。廃棄物を溶融処理して溶融スラグとし、混在するメタルを品質で効率よく回収するという。

メタル回収率、従来機の2倍超に

長野県で行われた実証実験では、金や銅などの有価金属を含んだメタルの回収率が従来機と比べて2倍以上に向上したことが確認された。回収したメタルは製錬メーカーの購入基準を満たす高濃度な水準だった。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事