東京都、断熱・太陽光住宅への補助を拡充

東京都は5月15日、省エネ・再エネ住宅の普及拡大を目的に太陽光発電設備や蓄電池の設置、高断熱窓ドアの改修等を補助する事業について、補助の拡充とともに申請手続きの簡素化を行うと発表した。
補助の拡充では、太陽光発電システムのみの設置も助成対象となるほか、優れた機能性を有する太陽光発電システムとして認定された製品を設置する場合、上乗せ補助を行う。また、陸屋根の既存戸建住宅の場合も、架台設置や防水工事経費を上乗せする。さらに、壁・床等の断熱改修、エコキュート等の設置も補助対象となる。
手続きの簡素化については、交付申請と実績報告の2段階申請を工事完了後の1回に集約する。5月29日より、添付書類は見積書のみの簡素な手続きで行える事前申込の受付、6月30日より工事完了後の交付申請兼実績報告の受付を開始する。機器設置の契約・施工は、「事前申込受付後」が条件となる。ただし、4月1日~6月30日の遡及期間は事後申込を可とする。