船舶解体における国際的枠組み「シップ・リサイクル条約」、25年に6月発効

船舶の解体における労働安全と環境保全を確保するための国際的な枠組み「二千九年の船舶の安全かつ環境上適正な再資源化のための香港国際条約」(シップ・リサイクル条約)が2025年6月26日に発効することとなった。
同条約の発効後は、総トン500以上の船舶に、船舶に存在する有害物質等の概算量と場所を記載した一覧表(インベントリ)の作成と維持管理が義務付けられる。また、所管官庁により承認された船舶リサイクル施設でなければ総トン500以上の船舶を解体・リサイクルすることができなくなる。
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