大林組、解体工事の鉄スクラップを新築鋼材に再生 まずは都内現場で

大林組(東京都港区)は11月26日、建設現場の解体工事で発生する鉄スクラップを新築工事用の鋼材に再生・輸送するなど、資源再利用のための循環型経済システムを構築すると発表した。まずは、都内の工事現場で開始し、その後全国で拡大する。
資源循環利用でCO2を60%削減
今回構築する循環型経済システムは、建設現場の解体工事で発生する鉄スクラップを金属リサイクル業者が回収し、電炉鉄鋼メーカーが鉄スクラップを電炉鋼材に再生する仕組み。再資源化した電炉鋼材は建材商社によって大林組が手掛ける新築工事現場に輸送し、新築の工事現場で再び鋼材を利用する。
続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。
- 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
- 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
- 有料記事などに使えるポイントを貯められる
- クリッピング機能で要チェック記事をストックできる