燃料電池を搭載した「養殖給餌漁船」を開発・実証へ 水産庁事業に採択

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養殖場での給餌作業(イメージ図)(出所:ニッスイ)
養殖場での給餌作業(イメージ図)(出所:ニッスイ)

ニッスイ(東京都港区)は7月31日、グループ企業でブリとカンパチの養殖事業を営む黒瀬水産(宮崎県串間市)が参加する、「魚類養殖における水素燃料電池を導入した養殖給餌漁船の開発と実証」が、水産庁の「養殖業シナジービジネス創出事業」に採択されたと発表した。

この事業では、水素燃料電池を搭載した養殖給餌船の技術開発、建造、現場での実証実験を行う。養殖業の成長産業化・脱炭素化に向けてカーボンニュートラルな養殖業への転換を推進するため、養殖作業に従事する漁船の動力源を化石燃料から水素などの非化石燃料に転換することを目指す。

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