NECとJERA、電力市場取引の実証開始 太陽光発電+蓄電池活用

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NEC我孫子実証センター内に設置された太陽光発電設備(左)と蓄電池(右)
NEC我孫子実証センター内に設置された太陽光発電設備(左)と蓄電池(右)

NEC(東京都港区)は12月1日、JERA(同・中央区)と共同で、需要家側の電力需要を制御するディマンドリスポンス(DR)などを活用した電力市場取引の実証事業を開始した。NECが保有する太陽光発電・蓄電池を活用し、日本卸電力取引所(JEPX)での事業性を検証する。

NECは我孫子実証センター(NEC我孫子事業場内)に設置する太陽光発電設備(3200kW)と蓄電池(500kW)に対して、NECのAIを活用して電力需要に影響するようなイベント情報や気象情報を加味した予測と、設備の特徴や設置場所の特性を考慮した需要量の制御を自動で行う。これにより生じた余剰電力を、12月1日から、JERAがJEPXで取引を行う。

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