大同メタル工業、欧州 洋上風力発電機用部品の供給契約 60億投資

  • 印刷
  • 共有
写真はイメージ(出所:大同メタル工業)
写真はイメージ(出所:大同メタル工業)

大同メタル工業(愛知県名古屋市)は5月15日、欧州で開発中の洋上風力発電機向けに主軸受供給契約を締結したと発表した。同社連結子会社の大同メタルチェコ(DMC/チェコ)の敷地内に、4月から、欧米市場に供給する軸受を製造する新工場の建設基礎工事を開始した。設備投資総額は60億円を計画。新工場は2025年に生産開始する予定だ。

建屋面積は約1万m2。数百基の発電機用軸受の生産能力を確保するとともに、将来的な需要拡大にも対応していくという。また、DMCは、欧州の主要自動車メーカーや自動車部品サプライヤー向けにすべり軸受の生産や材料開発を行っているが、今後さらに、洋上風力発電機の主軸受評価試験やギアボックス軸受材料の基礎研究を行う。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事