廃棄物という概念をなくす 日建設計が循環型建築実現に向け取り組み開始

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日建設計(東京都千代田区)は10月18日、建設業界のサーキュラーエコノミーを推進する活動「Circular Design Collective(サーキュラーデザインコレクティブ)」を発足し、資源枯渇と廃棄物処理の課題解決を目指す「循環型建築」の実現に向けた取り組みを開始したと発表した。

その第1弾として、建設設計分野におけるサーキュラーエコノミーのアイディアやデザイン手法などのノウハウを集約した知見を集約した「Circular Idea Catalog(サーキュラーアイデアカタログ)」の開発を進める。

廃棄物に新たな価値を創造するプロジェクト

「Circular Design Collective」は、建築・土木業界において、「廃棄物という概念をなくす」という目標達成までに向けて、目指すべき循環型建築を、「Vernacular(すべての部材は地球に還る)」「Design for Disassembly(設計時から解体後の循環を考える)」「Upcycling(廃棄物に命を吹き込む)」の3つの考えに分類・定義付ける。

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