IEA「世界の電力需要24年に回復 再エネのさらなる開発を」

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国際エネルギー機関(IEA)は7月19日、2023年の電力市場に関するレポート「Electricity Market Report – Update 2023」を公表した。エネルギー危機と景気減速により2023年の世界電力需要は鈍化する見込みだが、24年には回復し、再エネのさらなる開発が必要になるとの見解を示した。

報告書によると、2023年の電力需要において世界全体ではやや伸びているものの、米国は2%、日本は3%、欧州は3%減少。欧州では前年に引き続き減少しており、欧州の電力需要は過去20年間で最低の水準に落ち込むことになる。しかし2024年には世界の需要が大幅に増加すると予想されるため、再エネの成長がこれまで以上に重要になるという。

世界の電力需要は増加の一途 カギは再エネ

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