味の素、タイ工場にバイオマスコジェネ導入へ

味の素(東京都中央区)は9月20日、タイの基幹工場でもみ殻を燃料とするバイオマスコジェネレーションシステムが稼働を開始したと発表した。
同システムの構成はボイラー(蒸気供給能力は1時間当たり85トン)1基、発電機発電機(9,900kW)1基。燃料はマルチ燃料対応のもみ殻。
今回、同社は約57億円を投じ、使用するすべての蒸気をバイオマス由来の蒸気に置き換えた。この取り組みでは蒸気タービンで発電を行い、購入電力の一部を自家発電とすることで、CO2排出量削減を推進するとともに、エネルギーコストの低減を実現する。
CO2削減効果は以下のとおり。
東南アジアでのCO2排出抑制が重要な課題に
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