伊藤忠ら7社、日本海側東北地方CCS事業に着手 JOGMEC支援に採択

伊藤忠商事(東京都港区)、日本製鉄(同・千代田区)、太平洋セメント(同・文京区)など7社は9月4日、2030年までの事業開始を目指す「日本海側東北地方CCS事業構想」が、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の2024年度「先進的CCS事業」に採択されたと発表した。
この事業構想は、日本製鉄の九州製鉄所大分地区と、太平洋セメントグループのセメントメーカーであるデイ・シイ(神奈川県川崎市)川崎工場から分離回収したCO2を貯留適地候補に船舶を用いて輸送・貯留するもの。貯留地域は日本海側東北地方沖(海域帯水層)、貯留量は約150~190万トン/年を計画している。
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