味の素と仏・ダノン 酪農由来のGHG削減に向け協業開始

味の素(東京都中央区)は9月19日、仏食品大手のダノンと、生乳サプライチェーンにおける温室効果ガス(GHG)削減に向けて、協業を開始したと発表した。味の素の牛用アミノ酸リジン製剤「AjiPro®-L」を活用し、飼料中のアミノ酸を乳牛が効率的に吸収することで、飼料コストを大幅に削減するとともに、乳牛の生育に関わるGHGの排出量の削減に取り組む。
味の素の「AjiPro-L」を活用したソリューションで酪農の低炭素化
味の素は、今回の協業を通じ、大豆粕などのたんぱく源となる飼料の栽培・調達時に発生する二酸化炭素(CO2)を約20%(牛1頭あたり)、糞尿から発生する余剰な窒素由来の一酸化窒素(N2O)を約25%(同)削減できると算定している。
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