設計初期段階で「ZEB Ready」達成評価が可能に 大林組の新システム

大林組(東京都港区)は7月27日、簡易的な3次元モデルを活用して外皮負荷を試算することにより、設計初期段階で高精度かつ短時間で「ZEB Ready」達成度を評価できる新システムを開発したと発表した。
これまで、設計初期段階では、電気設備・空調設備などの詳細な仕様が未定であることから、建物の省エネ性能を正確に評価できないことが課題だった。
今回、同社が開発したシステムでは、オフィスビル設計事業で得た豊富なデータを基に、システム内において計算ロジックを定式化、情報入力の簡易化を行うことで、設備仕様が定まらない設計初期段階においても、短時間でのZEB Ready達成評価が可能となる。
意匠設計者も初期段階で簡易に外皮負荷を試算できる
同システムの詳細は、下記のとおり。
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