アミタら4社、冷凍食品包装を店頭回収し水平リサイクルへ 実証実験開始

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実証実験で想定する冷凍食品包装の資源循環モデル(出所:アミタ)
実証実験で想定する冷凍食品包装の資源循環モデル(出所:アミタ)

アミタ(東京都千代田区)、イトーヨーカ堂(同・品川区)、TOPPAN(同・文京区)、ニチレイフーズ(同・中央区)の4社は10月22日、冷凍食品の包装フィルムを店頭で回収し、リサイクルする実証実験を始めると発表した。10月29日からイトーヨーカドー大森店(同・大田区)で回収を始め、使用済みプラスチックを樹脂加工品などに再生するための技術検証をする。

「水平リサイクル」の資源循環が将来目標

今回の実証で、冷凍食品の包装フィルムを分別回収し、リサイクル前と後で用途を変えずに再利用するための「水平リサイクル」の資源循環モデルを構築することが狙いだ。店頭回収したプラスチックを選別、粉砕、洗浄して再生樹脂化し、クリップなどの樹脂加工品に再生するための課題や技術を洗い出す。将来的にはパッケージをリサイクルし、パッケージとして再商品化することを目指す。

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