洋上風力発電、公募プロセス見直しへ 落札制限・早期稼働評価など

経済産業省と国土交通省は10月14日、これまでの議論を踏まえた、洋上風力発電公募プロセスの見直しの方向性を示した案を公表した。多数の区域で公募を実施する際に落札制限を設けること、早期稼働を促すため事業計画の迅速性の評価を行うこと、事業者が提案する基準価格が市場価格を十分に下回る一定価格(ゼロプレミアム水準)以下の場合は一律120点として評価とすることなどをまとめた。
再エネ海域利用法に基づき洋上風力発電事業に適した「促進区域」に指定された一般海域内では、経産省・国交省が入札により事業者を選定する。今回、この公募プロセスの見直し案まとめが公表された。