鋳造工程での不要物からMOFを開発、多様なガスを吸脱着 中央可鍛工業など

中央可鍛工業(愛知県名古屋市)は6月16日、名古屋大学発のスタートアップ企業であるSyncMOF(同)と共同で、金属加工において鋳造工程から発生する不要物(廃棄物)を原料として、多様なガスを選択的に吸脱着する金属有機構造体(MOF)の合成に成功したと発表した。今後は形状加工や耐久性の確認を経て、実用化に向けた開発を進めていく。
市販試薬から合成されたMOFと同等以上の吸脱着性能
製品名は「Castreasure(キャストレジャー)」で、市販試薬から合成されたMOFと同等以上の吸脱着性能を有している。
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