豊田自動織機、フォークリフト用エンジン認証で法規違反 国内出荷を停止

国土交通省は3月17日、豊田自動織機(愛知県刈谷市)より、フォークリフトなどの産業機械用の現行エンジン4機種について、型式指定申請時に不適切行為があり、うち2機種は排出ガス基準を満たしていない旨の報告を受けたと発表した。同社は、不適切行為のあったエンジンとそれを搭載した車両について自主的に出荷を停止した。今回出荷を停止したフォークリフトは月産1,400台規模となる。
豊田自動織機からの報告の概要
豊田自動織機は、国内市場向けフォークリフト用の同社製エンジンについて、経年劣化による排出ガス国内規制値の超過と、排出ガス国内認証に関する法規違反の可能性を確認した。現行の産業機械用エンジン4機種において、以下のような不適切行為があったと報告している。