IEA提言 30年までに再エネ容量3倍、エネ効率2倍へ

国際エネルギー機関(IEA)は9月26日、ネット・ゼロへ向けた新しいロードマップ「Net Zero Roadmap: A Global Pathway to Keep the 1.5 °C Goal in Reach」を公開し、地球温暖化を抑えるため、投資を強化し、再生可能エネルギーの設備容量を2030年までに現在の3倍に増強することなどが必要だと呼びかけた。
ロードマップによれば、地球温暖化を1.5℃以内に抑えることは理論上可能だが、そのためには再生可能エネルギーの設備容量を2030年までに3倍に拡大し、エネルギー効率の1年あたりの改善率を2倍にすることが不可欠だという。さらに電気自動車とヒートポンプの販売台数増加や、エネルギー部門のメタン排出量75%削減なども必要になる。
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