乳牛農家の牛ふんを発電に活用、電力は地域循環 静岡でバイオマス発電所稼働

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富士山朝霧バイオマス発電所(出所:MIRARTHホールディングス)
富士山朝霧バイオマス発電所(出所:MIRARTHホールディングス)

MIRARTHホールディングス(東京都千代田区)は4月5日、同社が共同出資する合同会社富士山朝霧Biomass(静岡県富士宮市)が、メタン発酵ガスにより発電を行う「富士山朝霧バイオマス発電所」(同、発電出力100kW)の稼働を開始したと発表した。

想定年間発電量は80万kWh。乳牛農家の牛ふん処理問題解決に向けた地域貢献も目的の一部としており、燃料には富士宮市朝霧地域の酪農家から収集した牛ふんを利用する。牛ふんの量は約300頭分、1日17トンを想定している。

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