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スマートグリッドをクラウドが支えるためには?

Andrew McKillop

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再生可能エネルギーが普及するにつれ、日本でも注目を浴びるスマートグリッド。既に先を走る欧州や米国では、電力データのやり取りに「クラウド」が有力視されている現状がある。ところがこの「クラウド」市場、シェア争いによる、ある問題が懸念されているという。

【ポイント】

  • 2020年にはスマートグリッドへの投資は100億ドル規模に
  • 「アジア・スーパーグリッド」でのリアルタイム広域データ管理が基本の時代に

「ロック・イン」が柔軟性を損なう

クラウド・コンピューティングのサービスは、既にアジア、世界へと広がるスマートグリッド市場をターゲットにし始めている。この新しい電力市場は現在、クラウド・コンピューティングなど様々なIT系サービスの注目の的となっているのだ。

2012年3月時点で、クラウド・コンピューティング市場に参入している主な企業としては、アマゾン、マイクロソフト、グーグル、アップル、シスコ、ヒューレット・パッカード、デル、VMwareなどがある。そしてこれら企業の間で論争を巻き起こしているのが、スマートメーターが構成するネットワークが、他のネットワークとデータのやり取りをする際の互換性やデータ規格だ。

上に挙げた企業のうち最初の4社が、消費者や民間企業などが利用できるクラウド・コンピューティングの基盤を構築しようとする一方、シスコやVMwareなどは、スマートグリッドやスマートメーターの運営事業者などを対象に、より事業者向けのサービスに目を向けている。

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この記事について

Green Prospects Asia
著者:Andrew McKillop(元欧州委員会 エネルギー政策担当官)
グリーン・プロスペクツ・アジア(Green Prospects Asia、GPA)は、月刊誌のほか、ウェブ、iTunesのニューススタンドアプリで展開する、アジア太平洋地域の環境ビジネスに特化したメディアです。これらの媒体では、環境ビジネスに関する最新の技術・製品・サービスなどの情報をお届けしています。詳細はGreen Prospects Asia公式ウェブサイトをご覧ください。(英語)  
※元記事URL:http://www.greenprospectsasia.com/content/cloud-computing-and-smart-grid
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