LED照明への交換により作業効率アップを実現

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東海地区を中心に西は愛知県から東は埼玉県までを事業領域とする物流会社・サンワNETS。運送業や倉庫業のほか、フイルム包装などの流通加工、冷蔵冷凍など食品物流、通販物流など手広く展開。国内に30拠点、約300台のトラックを稼働している。同社はCO2やコスト削減の観点から、倉庫内の照明のLED化を行った。そこでパートナーとして選んだのが内田洋行。なぜ、内田洋行を選択したのか、その理由を聞いた。

株式会社サンワNETS 代表取締役社長 水谷 欣志氏
株式会社サンワNETS
代表取締役社長
水谷 欣志氏

サンワNETSは2005年10月に環境マネジメントシステムISO14001を取得してから環境への取り組みを加速。「物流会社は環境と言ってもその範囲は限られているため、まずは出来ることから着手した」(代表取締役社長 水谷 欣志氏)としてスタートしたのがCO2改善。具体的にはトラックの燃費向上だ。定速走行、アイドリングストップなど、基本的な低燃費走行をドライバーに徹底。「デジタルタコグラフを全車に搭載し、アイドリングした時間を遠隔監視するなど、すべてのトラックの走行データをチェックしている」という徹底ぶりだ。今では全車がほぼ100点の低燃費運転を実施できているという。

5年前からは各拠点のLED化の検討を開始。しかし「CO2削減効果は理解できるものの、費用対効果は少し疑問に感じていた」という。主に物流倉庫として使用する建屋は、10~12時間しか稼働しないケースがほとんど。「初期投資に対する回収が、なかなか見込めなかった」と明かす。そこで、着目したのが補助金だ。しかし、現地調査や図面作成、データ解析、対象照明約500台をすべて撮影したり、申請書類の準備など、その労力やノウハウを考えると、非常にハードルが高かった。そこで白羽の矢を立てたのが、内田洋行のパートナーである株式会社中日本システム(名古屋市東区)だ。補助金申請までの時間が限られていた中で、迅速に対応でき、かつコストメリットを明確に提示していただいた」というのがパートナーに選んだ理由となった。

LED照明への交換により作業環境が大幅に改善

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補助金のめどが立ち、2年前からLED化に着手。最も規模が大きく照明の使用時間が長い国本物流センターを中心に10か所の水銀灯や蛍光灯からとりかかった。株式会社中日本システムが推奨したのが、株式会社内田洋行が販売する製品。直管ランプは内田洋行ブランドのLED照明シリーズ「Rembrandt(レンブラント)」、水銀灯代替LEDは名古屋電機工業株式会社製「INFORMEX(インフォメックス)」に取り換えた。

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LED化の効果は直ぐに現れた。水銀灯や蛍光灯に比べて照度は1.3倍以上に。「すべて点灯しなくても照度が十分となったため、電気代は半減した」と手放しで喜ぶ。この他にも、点灯するまでの時間の短縮や、虫類が寄らなくなったこと、寿命の長さ、さらには作業環境の改善も。「水銀灯に比べると発熱が少ないため、倉庫内の温度上昇を抑えられ、結果的に倉庫内作業の改善や熱中症対策になっている。さらに他社LED製品に比べると『インフォメックス』は残像が残らないことも倉庫作業ではメリットが大きい」と意外な効果を明かす。(国本物流センター グループリーダー 伊藤 進吾氏)

電力料金の削減だけではなく、従業員の働く環境を良くするLED照明。補助金も手厚く出ており、今こそ、導入するチャンスといえる。

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株式会社内田洋行 株式会社内田洋行
営業本部 営業統括グループ
ECOソリューション営業部 担当 黒須
〒104-0033
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