環境マネジメントの経済性分析
持続可能な社会の実現へ向け、環境負荷の低い良質な不動産ストックの形成が求められている。しかし、不動産の環境性能を高めるには一定の追加投資が必要となるため、経済性の有無が長らく重大な関心事となってきた。この課題に対して、ザイマックス総研は価格と性質の関係を明らかにするヘドニックアプローチを用いて解明を試みた。
環境マネジメントが経済性に結びつく
環境マネジメントが普及するには、その経済性の裏付けが欠かせない。ザイマックス総研では、東京23区内に立地するオフィスビルのデータを用いて、環境マネジメントの状態を表す「環境認証の有無」が、経済性(=マーケットでの評価)を表す「新規成約賃料」にプラスの影響を与えるかという点に関して分析を行った。
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