五輪を機にスマートシティへ生まれ変わったリオデジャネイロ
日本のメダルラッシュに沸いたリオデジャネイロオリンピックが、ついに閉幕した。熱戦が繰り広げられてきた同市だが、実は最先端の技術により都市運営が行われているスマートシティであることはあまり知られていない。洪水が多いリオ市の治水をはじめ交通、災害、エネルギーなどが高度に管理・制御され、都市のスマート化を実現している。その詳しい模様をリポートする。
情報を多面的に分析し、トラブルに事前対応

ブラジルの都市、リオデジャネイロというと、サッカーやサンバ、治安が悪いイメージがあるが、実は高度に情報管理されたスマートシティだということに驚く。電気・ガスなどのインフラにおける効率的な運用を実現し、交通、通信、災害対応などを結びつけることで質の高い市民サービスを提供している。その中心的役割を果たしているのが、オペレーションセンターだ。
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