小形風力発電、技術革新により、コスト30%減と系統接続の時短を目指す

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FITの小形風力発電を支援し全国的な普及拡大を図ろうと、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は産学で小形風車部品の標準化に取り組む。目標はコストの30%引き下げだ。55円/kWhの魅力を最大限引き出す試みが始まった。

小形風車の現状について、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)新エネルギー部風力・海洋グループ主査、大西康志氏は「世界で100万台近くが設置されており、発電容量も約830MWにのぼる。なかでも導入が進んでいるのは中国と米英。地域によって小形風車の容量が違うものの、それでも日本は1万500台、5258kW(JSWTA2011年調査)にとどまっている」と振り返る。

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