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新しく法律を制定した上で、2050年ゼロエミッション宣言を(前編)

気候変動による自然災害が世界中で猛威を振るい、その一因となる温室効果ガス排出量の削減が強く求められている。そうした最中の新型コロナウイルス。パンデミックで世界経済が悪化する中、経済回復と脱炭素化に世界はどう向き合い、日本はどう進むべきか。国連環境計画・金融イニシアティブ特別顧問の末吉竹二郎氏に、率直な意見を聞いた。

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末吉竹二郎氏
国連環境計画・金融イニシアティブ特別顧問

過去と断絶し、新しい世界へ

―世界中に大きなインパクトを与えている新型コロナウイルス。コロナ前とコロナ後では社会や経済、文化にどんな変化が起こるとお考えですか。

ひと言で言えば〈様変わりする〉です。コロナ危機がもたらしたインパクトの中で最も大きなものは“価値観の転換”だと思います。これまでの世の中を仕切ってきた政治や経済、社会の在り方、規則、ルール、法律…。あらゆるものが、こうした問題に全く無力だということが、世界的に暴かれた。とすれば、ポスト・コロナ時代に入るには、違うルールやものの考え方、決定の方法を手に入れて、違った価値観でものの判断をしていく必要があります。

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