羽田空港、自家消費型太陽光を導入で「エコ・エアポート」を目指す
施設やインフラの運営管理を通じ、国内12空港に「空港機能」を提供する空港施設(AFC)がグリーンボンドを発行し、羽田空港貨物ターミナル地区に自家消費型のメガソーラーを稼働。国土交通省が推進する東京の空の玄関口「エコ・エアポート」の実現を目指す。
国内空港への投資として初のグリーンボンドを発行

東京の空の玄関口である羽田空港にメガソーラー(出力1,141kW)が出現した。空港施設(AFC)が賃貸管理する国内貨物ターミナル施設2棟の屋上に設置された太陽光発電施設は、太陽光パネル約2,800枚(トリナ・ソーラー製)、出力62.5kW分散型パワコン16台(ファーウェイ製)から構成される。年間発電量は119万5,000kWh(約270世帯分)が見込まれ、CO2削減量は年間585トンに達する。昨年12月から稼働し、発電した電気はすべて貨物ターミナル施設で自家消費する。
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