トヨタ自動車の競争力の源泉 ーサプライヤーと共に創るBCP

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3万点以上の部品から構成される自動車。その1つが欠けても生産に大きな影響が出る。世界的に大きな災害が多発するなか、グローバル企業におけるサプライチェーンの強靱化は不可欠となっている。東日本大震災を機に全社を挙げBCPに取り組んで来たトヨタ自動車の取り組みを取材した。

災害時にも、いいクルマとサービスを

トヨタが直接取引している1次サプライヤーの数は、グローバルで、部品サプライヤー約4,000社、設備・物流など部品以外も含めると約10,000社にのぼる。3万点以上の部品のうち、1つでも欠ければ生産に影響の出る自動車産業。トヨタではこれまでも、地震や台風などでサプライヤーが被災した際には、ものづくりを守るため、一丸となって危機に立ち向かってきた。

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