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電力中央研究所ヒアリング
電力中央研究所(電中研)による2030年における太陽光発電導入推計は表3のとおりである。電中研は足元の導入・認定状況を踏まえた「成り行き(電中研自身はinertia:慣性という言葉を用いている)」を推計しており、目標としての数値ではない。
地上置きの容量73GWは自然エネ財団の現状政策ケース66GWと転換促進ケース83GWの中間的な値であるが、設備利用率を17%と推計することにより(自然エネ財団では14~15%)、発電電力量は自然エネ財団の転換促進ケース(1,023億kWh)を上回る数値となっている。
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