製造業のCEが本格化 日立建機、水没した油圧ショベルを新車同等に再生 

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脱炭素社会や資源循環型社会の実現が叫ばれる中、大きな転換期に立たされている製造業。その中でいち早くサーキュラーエコノミー型のビジネスモデルに取組もうとしているのが日立建機だ。故障した建設機械を再生し、保証付中古車として再販するサービスを展開。同社が取り組むサーキュラーエコノミービジネスについて紹介する。

水没した油圧ショベルを新車同等の機能に再生

日立建機(東京都台東区)は2021年11月15日、西日本を中心に甚大な被害をもたらした「平成30年7月豪雨」により水没した20トンクラス中型油圧ショベル1台を、新車同等の機能に再生したと発表した。サーキュラーエコノミー(資源循環型経済)の実現に貢献する取り組みの一環として実施した。再生した油圧ショベル は保証付中古車「PREMIUM USED」として国内向けに販売する。

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