
地球温暖化に伴う気候変動の影響が年々増加しているなか、毎日の通勤・通学や出張、観光などで利用されている交通機関においても、2050年カーボンニュートラル実現は避けては通れない目標です。
今回は、鉄道業界の脱炭素・
鉄道は2050年カーボンニュートラル実現のキープレイヤー
カーボンニュートラル実現に向けたCO2排出量削減のため、公共交通機関の利用が推奨されています。公共交通機関のなかでも、とりわけ鉄道の果たす役割は大きく、2050年カーボンニュートラル実現のキープレイヤーであると考えています。
図1にエネルギー起源CO2排出量の部門別内訳、図2に運輸部門におけるエネルギー起源CO2排出量の内訳を示しますが、図1のとおり運輸部門のCO2排出量が全体の20%を占めるなか、図2をみると、鉄道のCO2排出量は旅客、貨物を合わせて運輸部門の4.2%であり、国内全体のCO2排出量のわずか0.8%程度であることが分かります。
続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。
- 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
- 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
- 有料記事などに使えるポイントを貯められる
- クリッピング機能で要チェック記事をストックできる