欧米で進む、中小企業の脱炭素化 成功事例の共通点とは?

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脱炭素やSDGsの取り組みをリードする欧州や北米地域。政府の規制や、一般消費者の意識の高まり、それによる購買行動の変化などを背景に、これら地域の企業はより厳しい対応を迫られている。その中でも、中小規模企業の特徴的な脱炭素の取り組みについて、前号に引き続きスイス在住のジャーナリスト、岩澤里美氏に寄稿してもらった。
文・岩澤 里美

イギリス―食品廃棄のデジタル化で経費もCO2も削減

2022年、世界では10億5000万トンの食品が廃棄された。その割合は小売12%、外食産業28%、家庭60%だった(国連環境計画の食品廃棄の報告書2024年版)。こうした中、産業界では需要予測やフードシェアリング、廃棄食材を使ったアップサイクルなど、様々な解決策が進んでいる。

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