国内で浮体式洋上風力開発が本格化、日本に勝機はあるか
日本の課題である電源構成に占める再エネ比率の引き上げに向け、より広い海域で大規模な風力発電事業を行うための技術開発が加速している。
浮体式洋上風力における国際競争力を確保するためにも、失敗は許されない。
国内実証地および実施事業者を選定
浮体式洋上風力発電設備の将来的な大量生産に向け、コスト低減を図るため、経済産業省は、浮体式の洋上風力発電の実証に動き出した。
政府は、2023年10月に、経済産業省およびNEDOにおいて、浮体式の洋上風力発電の実証を行う候補区域として、北海道石狩市浜益沖、北海道岩宇・南後志地区沖、秋田県南部沖、愛知県田原市・豊橋市沖の4区域を選定していた。
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