こんにちは、環境ビジネス編集部です。
企業などに対してCO2排出量に応じたコスト負担を求めるカーボンプライシング(CP)について、経済産業省は2022年12月14日、導入時期や制度設計などの具体案を示しました。多排出産業などにCO2排出量の限度を設定し排出削減分を取引する「排出量取引制度」については2026年度頃から本稼働させる方針です。
これに先立ち、2023年度からは第1フェーズとして、GXに積極的に取り組む企業等による「GXリーグ」を開始。企業が自主設定・ 開示する削減目標達成に向け、排出量取引を導入し、発展させていくこととしています。なお、GXリーグにはすでに日本のCO2排出量の4割以上を構成する約600社が賛同を表明しています。
2023年、カーボンニュートラル実現に向けた官民の動きはさらに加速しそうです。