花粉対策は新たな木材市場創出につながるか 発生が少ない苗木へ植え替えも
林野庁の花粉発生源対策が、花粉症に悩む人だけでなく、林業経営者や山間地域の自治体にも注目されている。10年後をにらみ、花粉発生源のスギ人工林を2割削減し、花粉の少ない苗木などに植え替える計画が進む。はたして、花粉対策は木質バイオマス発電など、さらなる森林利用を促すことになるのか。
国産スギ材の需要を増やし、花粉の少ないスギ苗木に植え替える
政府は5月、多くの国民を悩ませる社会問題となっている花粉症を解決するための新たな対策を打ち出した。
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