TDKの脱炭素戦略 「まずはエネルギーから」
1935年、東京工業大学発のベンチャーとしてスタートしたTDK。総合電子部品メーカーとして、磁性技術で世界をリードする。独自の視点で早くからカーボンニュートラルに取り組み、現在はサプライチェーン全体でのCO2排出削減を進める。2022年12月5日には「RE100」への加盟も公表。同社の先進的な環境活動について聞く。
世に先駆けカーボンニュートラルに着目
1935年、東京工業大学の発明した磁性材料「フェライト」の事業化を目的に創業した同社。社是である「創造によって文化、産業に貢献する」のもと、独自の磁性技術を核に自動車、産業電子機器、情報通信機器など幅広い分野で事業を展開。アジア、欧州、北米、南米に設計・製造・販売のネットワークを持ち、常に「これまでにない価値を創造」することで、社会に貢献しながら成長を続けてきた。
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