容量市場とは、日本全体の電力供給能力維持のため、電力量(キロワットアワー:kWh)ではなく、将来の供給力(キロワット:kW)を取引する市場をいいます。
将来の国内の供給力を効率的に確保する仕組みとして、発電所などの供給力を金銭価値化して様々な発電事業者などが市場に参加し、供給力を確保する仕組みです。
太陽光・風力発電など再エネ大量導入を推進するために、調整電源の必要性が高まっている中、中長期的に必要な供給力及び調整力を、最も効率的に確保するための手段として期待されており、電力システム改革の中でも特に注目されています。
20207月にオークション(実受給年度:2024年度)を開始いたしました。
そのオークション結果から見える課題も見えてきた一方でネガワット取引やVPPなど新たなビジネスが広がる可能性が期待されます。
本セミナーでは、容量市場の背景やオークションの仕組みなどの基本ポイントを押さえ、今後の動向や事業機会の展望、先行する海外の事例を交えて『実務者』の視点から解説します。
申込締切:2021年4月21日(水)
※途中休憩あり。
※内容が一部変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※本講座は質疑応答時 講師と受講者 双方でコミュニケーションがとれます。
1987年東京電力株式会社入社。
本店原子燃料部にてカナダ・ウラン鉱山権益買収プロジェクト、その後、本店総務部にて広報渉外・官庁調整・危機管理業務等に17年に亘り従事。
その間、議員立法である「エネルギー政策基本法」起草にも携わる。
2014年6月東京電力を退社。
同年7月よりシュナイダーエレクトリック・デマンドレスポンス事業部ディレクター(エナジープール日本法人設立統括)。
2015年6月より現職。
併せて、資源エネルギー庁 ERAB検討委員(制御量評価WG委員)、電力広域的運営推進機関 需給調整市場検討小委員会・委員、資源エネルギー庁 次世代技術を活用した新たな電力プラットフォームの在り方研究会 オブザーバーを務める。
慶大卒。米国ジョージタウン大学院MBA。
申込締切:2021年4月21日(水)
日時 | 04/23(金) 15:00~17:00 |
---|---|
場所 | オンライン開催 |
主催 | 株式会社日本ビジネス出版 環境ビジネス編集企画部 |
共催 | |
定員 | 80名 |
お問い合わせ先 |
株式会社 日本ビジネス出版 TEL: 03-5287-8600 (受付時間 9:00~18:00※) Mail:seminar@kankyo-business.jp ※9:00~18:00(土・日曜日、祝日を除く) |
価格 | 一般会員価格:13200円 |