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JFEエンジニアリング、米国2ヵ所に電気自動車用急速充電器を設置

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JFEエンジニアリングは、カリフォルニア州サンディエゴとオレゴン州ポートランドの2ヵ所に電気自動車(EV)用急速充電器「ラピダス(RAPIDAS)」を設置したと発表した。「ラピダス」は小電力で使用できるのが特長で、米国の電力供給事情に適していると評価されての採用となった。

同社が開発した急速充電器「ラピダス」は、日本の自動車メーカーが中心となり提案しているEV急速充電器の規格CHAdeMO基準に準拠した仕様で「30分で80%」の充電が可能。また、蓄電池を搭載し、20kWの小電力で通常の急速充電を行えるため、他形式に比べ設置場所の受電設備や電力配線の整備に要する費用を軽減することができる。

カリフォルニア州サンディエゴ市においては、エネルギーネットワークシステムのインフラ整備やコンサルティングを手がけるVLI-EVパートナーズ(サンディエゴ在)の協力を得て、大手のガス・電力会社であるサンディエゴ・ガス・アンド・エレクトリック社(SDG&E)より日本企業として初めて受注し、本年2月、同社構内に設置した。

米国では地域により異なるが、1ヵ月の中で最も多く使用されたピーク時の電力量に対し、追加課金されるデマンドチャージと言われる料金制度がある。この案件では、受電の際に50kWの大電力を必要とせず電力を平準化して使えるため、デマンドチャージを抑制できる点が採用の決め手になった。

西海岸のオレゴン州ポートランド市では、市内街路に「エレクトリックアベニュー」を設け、各種充電器を設置し一般開放している。「ラピダス」は日本企業の製品として初めて本プロジェクトに選定され、本年2月に設置された。同社は、兼松と共同で利用状況や管理状況などのデータを収集・分析による実証を進め、米国での拡販に向けた新機種の市場投入を図る予定だ。

また、米国、特に西海岸では、脆弱な送配電ネットワークがEV普及の障害になると懸念されており、小電力で使用できる「ラピダス」は、世界最高グレードの充電器として米国州政府やエネルギー関連企業等から高い関心が寄せられている。同社は、今後も米国で「ラピダス」の提案を積極的に展開するとともに、次世代機として開発した「8分で80%」の充電が可能な超急速充電器「スーパーラピダス」の普及についても力を入れていく計画だ。

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