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農水省、農地土壌における放射性物質除去作業の手引きをとりまとめ

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農林水産省は、農地土壌の放射性物質除去技術(除染技術)について、実際に現場で除染事業に携わる方に、安全で効果的・効率的な作業の参考としてもらうため、具体的な作業の手順や留意事項等を手引きとしてとりまとめ公表した。

本手引きでは、1.基本的な表土削り取り、2.固化剤を用いた削り取り、3.牧草地等での表土剥ぎ取り、4.水による土壌攪拌・除去、5.反転耕、の5つの技術について、事前の作業、具体的な除染作業の手順、準備する用具や機器、留意事項等を説明している。また、巻末では、放射性物質による汚染濃度が低レベルな場合に効果的な反転耕を実施する際の機器の選定や留意事項について詳細に解説するとともに、空間線量率から土壌の放射性セシウム濃度を推計する際の参考として、土壌の放射性セシウム濃度と空間線量率の関係について解説している。

同省は、農地土壌における除染の技術の概要や、得られた知見に基づき整理した農地土壌除染技術の適用の考え方について、平成23年9月14日に「農地土壌の放射性物質除去技術(除染技術)」としてとりまとめ、これまでに「農地の除染の適当な方法の公表について」(原子力災害対策本部)や「除染関係ガイドライン」(環境省)において、農地土壌の除染技術の内容にも反映されている。今回、これらの除染技術について理解を深めてもらうとともに、現場で活用してもらうために「農地土壌の放射性物質除去技術(除染技術)作業の手引き第1版」としてとりまとめた。

同省では、本手引きについて、国の除染実施関係部局、地方自治体等関係機関に周知するとともに、厚生労働省が策定した除染作業の放射線障害防止のためのガイドラインと併せて、福島県内の農地除染に関係する市町村や除染実施事業者等を対象に説明会を開催する予定。また、現在行っている実証試験等のデータの蓄積に伴い、手引きの内容を随時改訂していくとしている。

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