HV・EV・FCV用の電装品市場は2015年に6.3倍に拡大

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富士キメラ総研は、地球温暖化対策となる「環境」分野の自動車用電装システム・デバイスの世界市場調査した結果を発表した。2015年の市場予測として、アイドリングストップシステムは2050万台、2544億円(2010年比5.5倍)となる見通し。燃費向上の本命は次世代自動車の開発であるが、本システムの搭載はそれに比べ安価で簡単に燃費向上が見込めることから今後も増加すると予測する。

また、2015年の市場予測として、HV(ハイブリッド車)/EV(電気自動車)インバータ用電流センサは1160万個、95億円(2010年比3.2倍)、HV/EVバッテリ用電流センサは368万個、49億円(2010年比3.5倍)となる見通し。特に、2012年以降は、HVの生産台数が大幅に増加することから、世界市場はHV/EVの電流センサを中心に拡大すると予測する。

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