NEDOなど、国内最大級プラントで間伐材などからのバイオエタノール生産を実証実験

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この実証試験は、2009年度から王子製紙、新日鉄エンジニアリング、(独)産業技術総合研究所に委託して研究開発している「セルロース系エタノール革新的生産システム開発」の一環として実施する。本事業では、食料と競合しない木質バイオマスから、効率よく低価格でバイオエタノールを生産するために、栽培から収穫・運搬・貯蔵、糖化・発酵・蒸留を経てバイオエタノールまで至る一貫生産技術を開発する。

国内の産官学で培われたバイオエタノールの生産技術を駆使して、国の進める「バイオ燃料技術革新計画(2008年3月)」の目標達成と、再生可能エネルギーの普及に貢献することが目標。また、現在は化石資源から製造されている様々な化学製品などが、この技術を応用してバイオマスから製造可能になることも視野に入れる。

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