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豊田通商・東芝、ケニア最大の地熱発電プロジェクトを受注

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豊田通商東芝は、現代エンジニアリング(本社:韓国ソウル市)とともに、ケニア電力公社(本社:ナイロビ)から、オルカリア地熱発電所建設プロジェクトを受注したと発表した。豊田通商としては初めての地熱発電プロジェクト、東芝としてはアフリカで初めて受注する地熱発電プロジェクトとなる。総受注額は約300億円。同発電所は2014年4月に運転が開始される予定。

本プロジェクトは、ケニアの首都ナイロビから北西約100kmに位置するオルカリア地域に14万kWの地熱発電所を2ヵ所建設するもので、総発電出力で28万kW。現在のケニアの総発電容量の約25%を占める同国最大の地熱発電プロジェクトとなる。

今回、豊田通商と現代エンジニアリングが地熱発電設備と土木据付工事をケニア電力公社から共同で一括受注し、東芝は現代エンジニアリングから、主要機器である7万kW地熱蒸気タービン・発電機4セットを受注した。なお、1ヵ所の建設資金は、日本政府が国際協力機構(JICA)を通じて供与する円借款などにより支援される。もう1ヵ所の建設資金は、欧州投資銀行(EIB)およびフランス開発庁(AFD)による協調融資を受ける。

ケニアの総発電設備容量は、現在110万キロワットで、そのうち水力発電が約44%の49万kWを占める。しかし、近年、発電設備の供給力不足や、干ばつによる水不足から稼働率が低下し、電力不足が深刻化しており、天候に左右されない安定的な電源として地熱発電が期待されている。

地熱発電は、地下深部に掘削した坑井から噴出する天然蒸気を利用してタービンを回すことにより発電する方式で、CO2の排出が少ない再生可能エネルギーとして、今後の導入拡大が期待されている。東芝は、北米、東南アジア、アイスランド等世界各国に52台、約280万kWの発電設備を納入し、世界トップの25%のシェアを持つ。豊田通商は、資源・エネルギー事業を重点分野の1つと位置づけており、今後も現地のニーズを捉えた電力・エネルギー等のインフラ案件に注力していく計画だ。

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