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清水建設 アルメニアのメタンガス回収でCO2排出権1万tを取得

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清水建設は、アルメニアのメタンガス回収のCDMプロジェクトにおいて、11664tのCO2排出権を取得したと発表した。

このCDMプロジェクトは、同国エレバン市のヌバラシェン埋立処分場に埋設処分された有機性廃棄物から発生するメタンガスを回収するもの。建設会社による排出権の獲得は今回が初めてで、また、プロジェクトの発掘から調査、設計書作成、国連登録、詳細設計、施工、運用までを一貫して実施し、排出権を取得した事例としても国内初となる。国連が承認する2023年末までの実施期間において、同社はトータルで約27万tのCO2排出権を創出できる見込み。

今回、国連CDM理事会から発行されたCO2排出権は12022t。うち、2%(240t)は国連の規定により気候変動適応基金へ供出し、残りの1%(118t)をアルメニア政府に分配。同社は11664tについて権利を得た。この権利分については、近く売却する予定だ。

同社は、本件を含め5ヵ国で6件について、国連登録を完了したCDMプロジェクトを進めている。ウズベキスタンの埋立処分場で実施しているCDMプロジェクトについても、運用段階に入っており、近く排出権を取得できる見込み。今後、獲得する排出権については、オフィスビルや生産施設のCO2削減に取り組んでいる企業と相対取引を行うことで、工事受注に結びつけていく計画だ。

同社は、本プロジェクトについて、2005年2月に日本政府よりCDMプロジェクトとしての承認を得た。その後、国連登録、処分場の試掘調査の実施、アルメニア共和国と運用上の役割分担等を定める実施契約の締結を経て、2009年5月にプラント建設に着手。プラントは同年10月から稼働し、2010年3月までの運用実績で、5月に国連CDM理事会に排出権の権利化を申請した。

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