NEDO タイで、30%省エネの環境対応型アーク炉の実証事業を開始

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NEDOは、スチールプランテック(神奈川県横浜市)と開発した環境対応型高効率アーク炉技術を、タイのUMCメタル社において実証すると発表した。事業期間は2011~2013年度までの3年間の予定。予算規模は約28.5億円で、うちNEDOの負担は約20億円。

タイにおいて、鉄鋼業は最大のエネルギー消費産業であり、製鋼用アーク炉は製鉄所で使用するエネルギーの大半を消費している。本事業では、従来型のアーク炉と比較して、30%程度のエネルギー削減が見込まれるとともに、付属する排ガス処理設備により日本のダイオキシン排出基準を満たす環境対応型技術を、UMCメタル社の製鋼用アーク炉に導入する。NEDOは、本事業を契機に、東南アジアにおける高効率アーク炉の普及を目指す考えだ。

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