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東レ 薬品洗浄に対する耐久性を向上させた逆浸透膜を開発

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東レは、膜の基本性能である除去性能と透水性能を高レベルで保持するとともに、酸、アルカリ、塩素などの薬品洗浄に対する耐久性を大幅に向上させた「高耐久性逆浸透膜(RO膜)」を開発した。

本製品は、膜汚れ時の繰り返し洗浄にも高性能を維持できるため、原水の水質悪化により特に膜の洗浄頻度が高い、かん水(低濃度の塩水)淡水化用途や下廃水再利用用途への適用が見込まれる。今後、市場が急速に拡大している欧米や、中国・インドをはじめとするアジアなどで、より幅広い用途に向けた提案を加速させていく考えだ。

浸透圧以上の大きな圧力を高濃度水溶液側にかけると、水が半透膜を透過して希薄水溶液側に移動する現象を利用した膜分離法を逆浸透法という。RO膜は、逆浸透法に用いられる膜で、世界の水処理プラントで採用が進んでいる。RO膜に対しては、高品質の水を得るための除去性能や省エネを実現するための透水性能の向上のほか、近年は用途拡大により、特に薬品洗浄による膜性能の変化を抑制したいという要望が高まっている。

今回、同社は、これまで培ってきたサブナノメートル(100億分の1メートル)の極微細領域での細孔径の制御技術をベースに、周囲の環境変化の影響を受けにくい細孔構造の安定化を実現した。これにより、基本性能を保持しながら、薬品洗浄で要求される幅広いpH範囲、微量塩素などの酸化剤に対する耐久性を向上する高耐久性RO膜を開発した。

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