昭和電工など 低抵抗化を実現したLi電池向け集電板用部材を販売

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昭和電工と昭和電工パッケージングは、リチウムイオン電池(LIB)の集電板用部材として、カーボン下地アルミ箔「SDX®」の量産を開始した。

本製品は、独自技術により集電板であるアルミプレーン箔上に導電性カーボンを塗工。既存のアルミプレーン箔に比べて、正極材と集電板との間で生じる抵抗(接触抵抗)を約50%低減し、自動車向けLIBの集電板用部材として求められる大電流の急速な充放電を可能とした。これまで一部顧客に限定販売してきたが、評価が良好で、大型LIB用電極へも採用され始めたことから、本格的に販売を開始する。2015年には本事業での売上高50億円を目指す。

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