排出権取引市場 カーボンゼロ四国と提携し、四国地域の排出権を販売

  • 印刷
  • 共有

双日の100%子会社のコーリンクとスマートエナジーが2010年4月に設立した排出権取引市場は、カーボンゼロ四国と提携し、四国地域の排出権を取り扱うと発表した。カーボンゼロ四国は、排出権を1口50トン程度の大口に取りまとめ、カーボンゼロ四国の賛助会員へ販売するとともに、排出権取引市場のインターネットサイトを通じて全国の需要家にも販売する。排出権取引市場は、2014年度までの国内における排出権取引量を累計約220万トンと見込んでいる。

カーボンゼロ四国は、国内クレジット制度の活用や四国地域の地球環境保全事業の支援を目的として、2010年10月に設立された一般社団法人。経済産業省四国経済産業局をはじめ、四国地域の自治体や経済団体、関係事業者の支援を受けている。同法人は、四国地域を基盤に活動を行う企業から賛助会員を募り、賛助会員企業から排出権を優先的に買い取っている。排出権の買い取り対象の地域を限定して、地域ブランド化したクレジットを創出する機関は国内初だという。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事