豊田通商 バイオPET事業のグローバルサプライチェーンを構築

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豊田通商は、10月29日に、ブラジル国営石油会社PetroleoBrasileiroS.A.(ペトロブラス社)の100%子会社とバイオエタノールの長期引取契約を締結した。これにより、豊田通商は、バイオPETの原料調達から中間加工最終バイオPETの製造・販売まで一貫したバイオPET事業のグローバルサプライチェーンを世界で初めて構築する。今後、両社は連携をさらに強化し、再生エネルギー分野での事業拡大を目指す。

今回の契約により、豊田通商は2012年から10年間にわたり、合計約140万kLのサトウキビ由来のバイオエタノールを引取り(取引金額:約700億円)、全量を同社が行うバイオPET事業の原料とする。同社にとっては、再生可能エネルギー事業においてブラジルとアジアを結ぶ新たなビジネスモデル。これにより、ブラジル産バイオエタノールの安定供給体制の構築及び低炭素化社会の実現を目指す。

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