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ユニチカ エアバックの端材をリサイクル、自動車用部品の材料として販売

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ユニチカは、自動車用エアバッグの製造過程で発生する基布の端材をリサイクルし、自動車用部品などの材料として販売する事業を開始する。両社は、タイ国内の各工場に年産200t規模のプラントを完成させており、サンプルの提供を開始した。顧客の評価を見ながら、2011年末を目処に生産能力を年産600tまで拡大する計画だ。また、原料となる複合布の端材は、タイ国内のほかベトナムからも調達する予定。

エアバッグの基布には、部位によりナイロン66製の布単体で構成されるプレーン布と、ナイロン布の表面にシリコーンを塗工した複合布が使用されている。プレーン布のリサイクルは実用化されているが、複合布のリサイクルについてはナイロン部とシリコーン部の分離が難しく、ほとんど取り組まれていなかった。今回、同社は東工コーセンと共同で、複合布のリサイクル法として、高い精度(異物混入率1%未満)でナイロン部とシリコーン部を分離する技術を開発した。分離したナイロン部はペレット状に加工した後、ユニチカが持つコンポジット(複合)技術により顧客の要望に応じた機能を付加。それを加熱融解して必要な形に成形する射出成形用材料として供給する計画だ。また、シリコーン部は熱プレスにより衝撃吸収材料として再利用することなどを検討しているという。

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